エントリポイントにできるのは、main メソッド、テスト、指定したスコープ外のクラス、module-info.java からアクセス可能なクラスなどです。 名前のパターンまたはアノテーションを使用すると、カスタムのエントリポイントを構成できます。
例:
public class Department {
private Organization myOrganization;
}
この例では、Department は Organization を明示的に参照していますが、Department クラス自体が未使用の場合は両方のクラスがインスペクションによって報告されます。
このインスペクションは、所属するメソッドとすべてのメソッド実装/オーバーライド先で使用されていないパラメーターに加えて、宣言されているものの使用されていないローカル変数も報告します。
注意: 未使用のメンバーには、エディターのコードハイライトで報告されないものもあります。 パフォーマンス上の理由により、非 private メンバーは、その名前がプロジェクトでほぼ使用されていない場合に限ってチェックされます。 すべての結果を表示するには、メインメニューから「コード | コードのインスペクション」または「コード | コードの解析 | インスペクション名を指定して実行」を選択してインスペクションを実行します。
報告するメンバーを構成するには、以下の可視性設定を使用します。 たとえば、private メソッドのみを報告するよう構成すると private 内部クラスの public メソッドは報告されますが、トップレベルクラスの protected メソッドは無視されます。
インスペクションの実行中に評価すべきエントリポイントを構成するには、「エントリポイント」タブを使用します。
インスペクションの結果が出た時点でエントリポイントを手動で追加することも可能です。
コードでサポート対象外のフレームワークを使用している場合、次のような複数のオプションを使用できます。
これにより、フレームワーク内部によりアクセス可能なアノテーション付きのコードは、使用済みとして扱われます。