Spring Boot アプリケーションの .properties 構成ファイルにある、
ランタイムエラーを引き起こす可能性のある未解決で非推奨の構成キーと無効な値を報告します。
例:
server.port=invalid # ''invalid' を java.lang.Integer に変換できません' が報告されます
非推奨の構成キーに置換キーがある場合は、'置換キーの使用' クイックフィックスを適用できます。
例:
logging.path=${path} # '非推奨の構成プロパティ 'logging.path'' が報告されます
クイックフィックス適用後:
logging.file.path=${path}
構成キーが spring-configuration-metadata.json で定義されていない場合は、'構成キーの定義' クイックフィックスを適用できます。このクイックフィックスは META-INF/spring-additional-configuration-metadata.json ファイルを作成し、必要なキーを定義します。
例:
new.key=value # '構成プロパティ 'new.key' を解決できません' が報告されます
クイックフィックスが適用されると、META-INF/spring-additional-configuration-metadata.json に次の内容が追加されます。
{
"properties": [
{
"name": "new.key",
"type": "java.lang.String",
"description": "Description for new.key."
}
] }
また、このインスペクションはリストとマップの構成キーにあるインデックス表記の誤りをハイライトします。
例:
spring.datasource.schema[]=${schema} # 'インデックス値がありません' が報告されます
構成ファイル内で値のプレースホルダーに使用されるトークンを定義するには、「置換トークン」オプションを使用します。
このようなトークンは、beginToken*endToken の形式で指定されます。
* がない場合、トークンは先頭も末尾も同じであると見なされます。
たとえば、デフォルトではトークンの先頭と末尾の両方に @ が使用されるため、some.property=@another.property@ のようにプレースホルダーを定義できます。
置換トークン内の値 (@property.key@) はハイライトされません。