構造体を初期化する際にはフィールド名を明示的に記述し、フィールドの順序や名前が変更されても引き続き正しく処理されるようにすることをお勧めします。
例:
_ = io.LimitedReader{nil, 10}
LimitedReader の初期化はハイライトされます。構造体のフィールドに明示的な名前がないためです。
この構造体の初期化に「キーの追加とゼロ値の削除」クイックフィックスを適用できます。 クイックフィックス適用後のコードは次のようになります。
_ = io.LimitedReader{N: 10}
このインスペクションには以下のオプションがあります。
現在のパッケージで定義されている型を報告する: 構造体が同じパッケージ内で宣言され、初期化されている場合に報告します。 以下はその一例です。
d := struct {
c string
}{ "dsd "}
型のない構造体リテラルを報告する: 型 (構造体またはインターフェース) が省略されている場合に名前のないフィールドを報告します。 以下は型が省略されている場合の一例です。
_ = []io.LimitedReader{
{nil, 10},
{nil, 20},
}
以下の例では型はありますが、冗長です。
_ = []io.LimitedReader{
io.LimitedReader{nil, 10},
io.LimitedReader{nil, 20},
}